オオムラサキの特徴は?

日本のタテハチョウ科の中では、最大で翅を広げると10センチにもなります。
翅の表面の色は、オスは青紫色、メスは茶紫色です。
翅を閉じているときれいな色が見えないのでオオムラサキだと判らないこともあります。飛翔能力が高く、はばたきが機敏で滑空するように飛びます。

羽化(うか)

オムラサキの成長過程には幾段階もの変化がありますが、蛹(さなぎ)から羽化までの変化は特に神秘的です。

オオムラサキの食べ物は?

幼虫は、エノキの葉っぱを食べます。成虫になると、クヌギ、コナラ、ニレ、ヤナギなどの樹液に集まったり、クリ、クサギなどの花を吸蜜します。腐った果実や動物の排泄物などの汁も吸います。この観察舎ではエノキを栽培し、夏には熟したバナナやお酒のじゃ行ったカルピスなどを与えています。